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只今専用にさせていただいております。恐れ入りますがこちらの商品につきましては、まる様以外の方と取引はいたしませんのでよろしくお願いいたします。ご覧いただきありがとうございます。✴︎ ドイツ　Emil Helbig 　　　エミール・ヘルビッヒ工房　3人の天使　　　　　　大きさ　高さ約5㎝ドイツ　エルツ山近郊の村で手彫りのミニチュア木製おもちゃの製作を続けているエミルヘルビッヒ工房。現在は女性4人で全てを製作しているそうです。エミールヘルビッヒのフィギュアは、ハーン社の人形にも似ていますね。小さいフィギュアに細やかで正確な彫り込み…素晴らしい手仕事を是非じっくりみていただきたいので、写真をアップにして載せております。ごゆっくりご覧くださいね。何故エルツ山地近郊の村では木製ミニチュアのおもちゃが沢山作られているのでしょうか。エルツ地方は14世紀頃から錫の鉱山として栄えていました。しかし資源の枯渇、海外からの安い鉱石の流入などにより、1849年に鉱山の歴史は幕を閉じることになります。その間、近隣の豊富な木材資源と、錫鉱石を砕くために使っていた水車の動力を利用したろくろで木を削り出すライフェンドレーンというこの地方独特の手法が生まれ、ろくろ旋盤を使っておもちゃを作る人が増えていき、鉱山からおもちゃ作りへと産業が転換していきます。社会主義体制下の1989年までは従業員10人以上の会社は国営となるため、小さな工房はそれぞれ家族単位で、子供も手伝いながら存続していきました。どの時代も生活は苦しく、ブリキのおもちゃの台頭、木材の値上がり、量産化のための品質低下とさまざまな問題もありました。旧東ドイツ時代、エルツのおもちゃは主に外貨を獲得するために輸出に回され、それを作っている子供たちが実際に遊ぶことはなかったそう。ミニチュア製品が多いのも材料となる木材を有効利用するため、また輸出の際の関税が重量によって決められていたために、年代を経るに従って小さくなっていったそうです。ドイツの木製おもちゃの歴史と共に、大切にしたい伝統工芸品ですね。気に入ってくださる方がいらっしゃいましたら、よろしくお願いいたします。